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乳児がカンジダに感染してしまったときには医者に行くべきなの?

2020年04月06日

生まれて間もない乳児は、母体から免疫を受けついでいるので、感染症な度にかかりにくいといわれています。ただし、生まれた後は自分で体を守る力が十分についていないため、環境によっては感染症にかかる可能性も否めません。特に、常在菌のひとつであるカンジダ感染症にかかりやすい傾向にあり、母親は子供の体の状態を注意深く観察する必要があります。

一番多いのが、おむつかぶれにカンジダが繁殖する状態です。赤くかぶれたところに白い苔のようなものがついている場合は感染症の可能性があります。おむつは蒸れやすいことと、体温によって真菌類が育ちやすい環境が整っているため、繁殖しやすくなります。次に多いのが、鵞口瘡(がこうそう)という症状です。カンジダ菌が口の中に繁殖した症状で、おむつかぶれ同様口の中が赤くなり、白い苔が生えたように見えます。母親の体に付着している常在菌が口の中で繁殖することが考えられます。

いずれの場合も、皮膚がひりひりして痛みを伴うことがあるため、泣くことがほとんどです。鵞口瘡の場合は、授乳を嫌がることがあります。
お母さんの目から見ても、乳児肌に炎症があるということがわかります。症状が気になる場合は小児科医に診断を仰ぎ、適切な処置を受けることをおすすめします。そのほうがお母さんも安心できるのではないでしょうか。

たいていの場合はホームケアで処置できます。おむつかぶれの場合、ぬるま湯で患部をやさしく汚れをおとし、泡立てたベビー用石鹸で洗っておくだけで大丈夫とされることがあります。おむつを替える都度洗い流してあげましょう。赤ちゃんは新陳代謝が速いので、薬をつけるよりホームケアで様子を見るだけで大丈夫な場合がほとんどです。

洗い流すことで症状が軽快しない場合に、小児科医に連れていくことを検討しましょう。ただし、鵞口瘡がある場合や、繰り返すおむつかぶれが気になるという場合は、必ず小児科医の診断を仰ぎましょう。免疫力の低下がカンジダ菌感染の原因となるため、免疫不全症などの病気が見つかるかもしれません。

乳児の皮膚に異常ができてしまうと、お母さんも慌ててしまいますが、たいていはホームケアで治る症状ですが、かかりつけの小児科医に相談できる環境を作っておくと安心です。また、お母さんやお父さんにカンジダの症状がある場合は、必ず皮膚科や産婦人科、泌尿器科で治療を受け完全に治癒させ、家族内感染を防ぐことが大切です。